植物図鑑
キヒラドユリ
ユリ属
キヒラドユリ
学名:
Lilium leichtlinii f. leichtlinii
〔基本情報〕高さ70~150cmになる多年草。
山地の草原などでみられます。
地下に扁球形で肉質、白色の鱗茎をもちます。
鱗茎から地中に伸びる匍匐枝を出します。
茎の上部からつぼみにかけて白い綿毛が密生します。
葉は互生する単葉で、披針形~線状披針形、全縁です。
葉柄はありません。
葉の腋にはむかご(珠芽)はありません。
茎の上部に総状~円錐花序を出し、数個~十数個の花が斜め下向きに咲きます。
花は漏斗状です。
花被片は強く反り返り、長さ6~8cmで黄色、内面には黒褐色の斑点があります。
雌しべの花柱は子房より長くなります。
果実は蒴果です。
〔栽培〕増殖は実生や鱗片挿し、木子によります。
西日を避けた半日陰地を好み、水はけがよい腐植質に富んだ土壌を好みます。
過湿を避け、排水と通風をよくするようにします。
冬は寒風が当たらないようにします。
鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水を与え、地植えの場合はひどく乾燥しないかぎり潅水は必要ありません。
肥料は元肥としてリン酸およびカリがメインの緩効性肥料を与え、春から開花期まではチッ素・リン酸・カリ等量の追肥をほどこします。
病虫害としてはウイルス病、腐敗病、アブラムシなどがあります。
名前
キヒラドユリ(黄平戸百合)、キバナノコオニユリ(黄花小鬼百合)、キヒラトユリ(黄平戸百合)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
10月、11月
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
10月、11月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(秋田県、宮城県、尾瀬、長野県、高知県、長崎県平戸)
形状
草丈・樹高
700〜1500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
総状花序、円錐花序
花弁の数
6
花の色
黄
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
球根
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
ウイルス病、腐敗病
虫害
アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
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