植物図鑑
ヒトツバ
ヒトツバ属
ヒトツバ
学名:
Pyrrosia lingua
〔基本情報〕
やや乾燥した岩の上や樹上に着生する高さ30~40cmの常緑シダ。
地上に群生することもあります。
根茎は径3mmほどで、長く横にのびて、鱗片が密につきます。
葉は単葉で、卵形~広披針形となり、厚みがあって革質です。
葉の裏面には灰褐色の星状毛が密にはえ、表面にもやや星状毛がはえます。
葉の縁は全縁です。
葉柄は7~20cmで、胞子をつける葉ではより長くなることもあり、淡い褐色の星状毛がはえます。
胞子嚢群は円形で葉の裏側一面につきます。
〔利用〕
全草を生薬として利用します。
〔栽培〕
日向~半日陰で適度に湿り気がある場所を好みます。
丈夫で、栽培は容易です。
植え込み材の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、葉や茎にも水がかかるようにするとよいです。
施肥は特に必要ありません。
名前
ヒトツバ(一葉)
生活型
シダ
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
着生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:関東地方以西~琉球)、朝鮮南部、中国、台湾、ミャンマー、ベトナム
形状
草丈・樹高
300〜400mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要、水苔、不要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、鉢植、苔玉、壁面緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22981
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