植物図鑑
タマシダ
タマシダ属
タマシダ
学名:
Nephrolepis cordifolia
〔基本情報〕
海岸近くの日当たりのよい場所でみられる常緑シダ。
ときに岩や樹に這い上がることもあります。
根に貯水球ができ、乾燥に耐えます。
根茎は短く、鱗片が密につき、針金状の細い根と走出枝を数多く出します。
鱗片は淡い褐色で狭披針形となり、薄く、先端が長くのびます。
葉は根茎から叢生して、長さ80cm、幅6cmにもなる線状披針形となり、単羽状です。
羽片は多いもので100対もつき、長さ3cm、幅0.7cmにもなり、先端は鋭頭または円頭です。
羽片がつく中軸の向軸側には溝があり、小さな鱗片がつきます。
胞子嚢群は羽片の裏側の中肋と葉縁の中間付近につき、包膜は円腎形です。
葉には長さ10cmほどの柄があります。
〔栽培〕
増殖は株分けによります。
日向~半日陰の水はけのよい場所を好みます。
耐寒性が弱いので、寒冷地では鉢植えにし、冬は日当たりのよい室内に取り込みます。
水やりは鉢植えの場合は春から秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬はやや乾燥気味に管理して霧吹きで葉水を与えます。
地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は春から秋に液肥を1~2週に1回与えます。
病虫害としてはハダニ、カイガラムシがあります。
名前
タマシダ(玉羊歯)、fishbone fern、tuberous sword fern
生活型
シダ
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月、8月、9月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:伊豆諸島・伊豆半島以西の暖地、四国南部、九州、琉球、小笠原)、世界の熱帯
形状
草丈・樹高
葉の形
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
半日陰
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、耐乾性、非耐寒性
用途適性
グラウンドカバー、鉢植、切花、公園・庭園、法面緑化、壁面緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
ハダニ、カイガラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
69984
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事