植物図鑑
ジュウモンジシダ
イノデ属
ジュウモンジシダ
学名:
Polystichum tripteron
〔基本情報〕
林内の暗く湿った場所や沢沿いにはえ、暖地では常緑となる地生シダ。
しばしば群生します。
根茎は短く塊状で、直立し、葉を叢生し、鱗片がつきます。
鱗片は長さ1.3cmほどになる卵状長楕円形、淡い褐色で、辺縁はほぼ全縁となるか浅い鋸歯があります。
葉柄は長さ15~35cmで、葉柄の鱗片は卵状披針形で膜質、落ちやすいです。
葉は長さ20~50cmになる単羽状で披針形、最も下の1対の羽片が大きく発達します。
小羽片は三角状狭楕円形で、浅裂または中裂し、草質でやわらかく、葉脈ははっきりしていて、裏面に小さな鱗片がつきます。
胞子嚢群は葉の裏全体にまばらにつくか、中肋の両側に1列につき、包膜は円形で小さく、縁に不規則な鋸歯があり、早落性です。
〔栽培〕
半日陰~日陰で適度に湿り気のある場所を好みます。
〔備考〕
葉の形から名がつきました。
名前
ジュウモンジシダ(十文字羊歯)、トリアシシュモクシダ
生活型
シダ
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道~九州)、朝鮮、中国東部、シベリア東部
形状
草丈・樹高
葉の形
特殊
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
半日陰、日陰
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、公園・庭園、壁面緑化、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
79217
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