植物図鑑
サンゴノボタン
ノボタンカズラ属
サンゴノボタン
学名:
Medinilla speciosa
〔基本情報〕高さ1mほどになる常緑低木。
2叉~3叉によく枝分かれして、ときに半つる状になります。
茎には稜があり、断面は三角形または四角形になります。
葉は3~4輪生する単葉で、長さ20cm、幅15cmの広卵形~楕円形、5~7本の脈がめだちます。
葉の基部にはざらざらした粗い毛がはえます。
葉の縁は全縁です。
日本での花期は7~9月ですが、温室などで気温が保てれば周年開花します。
茎先に下向きの円錐花序を出し、ピンク色の4~5弁花を多数つけます。
果実は球形の液果で、ピンク色から黒紫色に熟します。
〔栽培〕増殖は挿木、取木によります。
生育適温は15℃以上必要なので、冬は日当たりがよく暖かい室内に取り込みます。
日当たりと水はけ、水もちのよい肥沃な土壌を好みます。
高温多湿を好みます。
日当たりが悪いと花つきが悪くなります。
夏の直射日光に当たると葉焼けをおこすことがあるので、半日陰に移動させるか、遮光をします。
水やりは春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾かし気味に管理します。
施肥は春~秋に緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害としてはハダニ、アブラムシがあります。
名前
サンゴノボタン(珊瑚野牡丹)、showy Asian grapes
生活型
低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
東南アジア
形状
分枝
草丈・樹高
1000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
輪生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序
花弁の数
4、5
花の色
桃
花径
花序の長さ
実の色
紫、桃
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
ハダニ、アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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