植物図鑑
マンゴスチン
フクギ属
マンゴスチン
学名:
Garcinia mangostana
〔基本情報〕高さ9~12mほどになる常緑高木。
雌雄異株とされますが、雄株は知られておらず単為生殖で果実がつきます。
円柱~円錐形の樹形となります。
樹皮は暗褐色で黄色い樹脂を含みます。
葉は対生する単葉で、長さ15~20cm、幅7~13cmの長楕円形、表面に光沢があります。
枝先の葉腋に雌花が1~2個つきます。
花は径5cmでピンク色の厚い花弁が4個あります。
果実は径6~7cmほどの球形で、果皮は分厚くなめらかで、濃い赤紫色に熟します。
果実の頂部には、柱頭の痕である梅鉢状の模様があります。
果肉状の仮種皮はやわらかく多汁質で酸味と甘みがあります。
種子は長さ2cm、幅1.5cmほどで扁平です。
〔利用〕「果物の女王」とよばれ、白い果肉状の仮種皮を食用にします。
果皮は染料や薬用として利用されます。
〔栽培〕増殖は実生によります。
原産地は高温多湿地域で、耐寒性がないため鉢物として育てます。
有機質に富み水はけがよい中性~酸性の粘土質、壌土質土壌が適します。
耐暑性があり、10℃を下回ると生育がとまり耐寒限界は5℃なので窓際の明るい場所などで管理します。
また、年間通じて土壌水分を高く保ちます。
種子は寿命が短いため取播しますが、発芽率は低いです。
幼木の間は遮光が必要です。
名前
マンゴスチン
生活型
高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
マレーシアまたはスンダ列島とされる
形状
直立
草丈・樹高
9000〜12000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
4
花の色
桃
花径
50
花序の長さ
実の色
紫
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
中性、酸性
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
甘味
食用
実
毒性
有用
食用、薬用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
21530
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