植物図鑑
ドリアン
ドリアン属
ドリアン
学名:
Durio zibethinus
〔基本情報〕高さ40mにもなる常緑高木。
整った円錐形の樹形となり、樹皮がはがれやすいです。
葉は互生する単葉で、長さ8~20cm、幅5cmほどの楕円形~長楕円形で、革質、全縁です。
葉の表面には光沢があり、羽状脈がめだちます。
葉の裏面は褐色~灰褐色の鱗皮に覆われます。
花は幹や大枝から直接集散花序が出る幹生花または枝生花です。
花芽は副萼に包まれ、開花時にこれが割れて花が現れます。
花は1花序に25個前後つき、径5cmほどでクリーム色の5弁花、雄しべ雌しべとも花の外に突き出します。
開花は夕方~夜間で、受粉はコウモリ、昆虫、鳥によります。
花柄は15cmほど、小花柄は5~8cmほどです。
果実は長さ30cm、径15cm、重さ7~8kgにも達するものがあり、表面は長さ1~2cmの五角錐のかたい刺に覆われる蒴果です。
果実は熟すと自然に落下し、割れて、独特の臭気を放ちます。
〔利用〕「果物の王様」とよばれ、種子のまわりにある肉質の仮種皮を食べます。仮種皮はクリーム状で甘く、非常に美味しいですが、独特の強い臭気があります。
〔栽培〕増殖はおもに接ぎ木によります。
熱帯植物のため屋内観葉植物として管理します。
名前
ドリアン、durian
生活型
高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
西マレーシア、ボルネオ
形状
直立
草丈・樹高
40000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
5
花の色
黄白
花径
50
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
接木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性
用途適性
鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
実
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
20470
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