植物図鑑
シシウド
シシウド属
シシウド
学名:
Angelica pubescens var. pubescens
〔基本情報〕山地の斜面や日の当たる草原、林縁などのやや湿った場所でみられる多年草。
4~5年目に開花、結実して枯死するので一稔性草本ともいわれます。
茎は高さ1~2mになり、太く中空で、直立し、上部で枝分かれします。
茎と葉には細かい毛があります。
葉は互生する2~3回3出羽状複葉で、小葉は長楕円形で、縁には鋸歯があります。
小葉の頂裂片の基部は羽軸にながれます。
葉柄は袋状にふくらみます。
茎先に複散形花序をつけ、白色の小さな5弁花を多数つけます。
花序には総苞片、小総苞片ともありません。
果実は広楕円形の分果です。
〔利用〕根を薬用とします。
〔栽培〕増殖は実生によります。
日当たりと水はけのよい肥沃な場所を好みます。
株間30cmほどで定植し、肥料としては鶏糞や油粕など有機肥料を少量施します。
水やりは土が乾いたら与え、真夏は朝と夕方の気温が低い時間帯に潅水します。
多湿は根腐れの原因となります。
梅雨時は溝をつくって排水するなど注意が必要です。
病虫害は特にありません。
名前
シシウド(猪独活)、ウドタラシ、タカオキョウカツ(高尾羌活)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
ミヤマシシウド
植え付け(または播種)季節
4月、5月、10月、11月
花咲く季節
8月、9月、10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州、四国、九州)
形状
草丈・樹高
1000〜2000mm
葉の形
3出複葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
複散形花序
花弁の数
5
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向
水分の必要性
必要
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
69198
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