植物図鑑
ムギセンノウ
ムギセンノウ属
ムギセンノウ
学名:
Agrostemma githago
〔基本情報〕
高さ60~100cmになる一年草。
全体に毛がはえ、茎は細く、上部で枝分かれします。
葉は対生する単葉で、長さ4.5~14.5cmの披針形~線形となり、斜めに立ち上がります。
葉の縁は全縁です。
枝先に径3~5cmの5弁花が単生します。
花はピンク~淡い赤紫色で、赤紫色の線や黒い点線模様があります。
雄しべは10個です。
果実は蒴果です。
〔利用〕
有毒植物ですが、民間薬として利用されます。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
こぼれダネでもよく増えます。
日当たりと水はけがよく、ややアルカリ性の土壌を好みます。
丈夫で育てやすいです。
水やりは地植えの場合は降雨にまかせます。
肥料は元肥を施せば特に必要ありません。
茎が細く、倒れやすいので、草丈が高くなったら支柱を立てるとよいです。
病虫害としては灰色かび病、アブラムシなどがあります。
名前
ムギセンノウ(麦仙翁)、ムギナデシコ(麦撫子)、common corn-cockle
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、9月、10月
花咲く季節
5月、6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ~西アジア
形状
草丈・樹高
600〜1000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)、線形
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
5
花の色
桃
花径
30〜50
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性
耐候性
用途適性
花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
灰色かび病
虫害
アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
23853
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